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こんにちは。

事務局の工藤です。

9月20日は敬老の日でしたね。

以前は、何を贈るかすごく迷って服などを選んだりしていましたが、近年は果物一択です。

失敗がないし、何よりおいしい季節です。

両親は最近、シューカツを始めたようです。

もちろん、「就活」ではなく、「終活」です。

さて、どんなことを始めたのかと言うと、家の中の荷物整理（断捨離）です。

コロナ禍で家にいる時間が増えたことをきっかけに、思い切って棚や押し入れを開けてみると、びっくりするほどたくさんの物がでてきたそうです。

お客様用の茶碗や湯飲み、布団、仕事で使っていたネクタイや靴下、写真・・・。私が子どものときに使っていた鍵盤ハーモニカや教科書も。今まで残してあったことに、衝撃です。

あっさり手放せるものもあれば、踏ん切りがつかずに再度しまい込む物もあり、一進一退しながら、物の整理と同時に気持ちの整理もしているのかなと思います。

「終活」という言葉が出来たことで、自分の人生の最後を自分らしく迎えるために準備したいと多くの人が考えるようになったのではないでしょうか。

●物・人の整理　　

物が多いと、相続で家を引き継いだ家族が処分に困ります。少しずつ整理できるといいですね。親戚や友人のリストがあれば、家族も助かります。

●資産の一覧表

金融機関の口座が多いと、相続後の名義変更手続きが大変です。必要な口座以外は解約しましょう。また、銀行や証券会社、保険会社などのリストも作っておくと安心です。不動産の名義や境界等問題があれば、対処しておきましょう。

●医療・介護　　

もしものときどうしたいか『意思表示（延命治療や臓器提供等）』しておけば、家族の心の負担が軽減できます。

●遺言　　

財産が多くなくても、争いが起きることがあります。相続の争いを避けるために遺言を作成しましょう。葬儀やお墓の希望も書いておいてもいいてすね。

●いきいきと過ごす

今後の生活への備え（資金・住まい）は大丈夫ですか。家計の収支のバランスの見直し、必要に応じて家のリフォームや高齢者住宅等の検討も進めるとよいでしょう。今後、どんなことをやりたいか書き出してみると、生きがいにもつながりますね。

自分で進められることは進め、助けが必要なことは家族や専門家のサポートを受けて、穏やかな気持ちで過ごしていけるといいですね。

事務局：工藤