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2023年4月10日 雑感  意外と使っている?!弓道由来の言葉

私のかけがえのない弽(かけ)、
ダジャレになってしまいました(笑)

こんにちは。
事務局の平林です。

 

趣味で弓道をやっています。
始めてから2年半ほど経ち、だいぶ弓道用語にも慣れ、「あ~…これが由来だったのか」と言葉を楽しめるようになってきました。

 

古来、武道として日本文化に深く根付いてきた弓道は、慣用句にも引用されています。
実は知らないうちに、私達は弓道に由来する言葉を使っているのです!
数ある弓道が由来の言葉の中から、5つご紹介したいと思います。

 

1.【的を射る/的を得る】

字を読めば弓道由来であるということが容易に想像できますね。
【うまく目標を当てる、うまく要点をつかむ】という意味の言葉です。
的という目標に矢を的中させて競う競技なので、言葉の意味と競技内容がマッチしています。

 

2.【手の内を明かす】

手の内とは、弓を扱う上で習得すべき手の使い方のことです。
矢を真っ直ぐ狙った所に飛ばすためには必要不可欠な技術なので、手の内は的中に大きく影響します。
手の内を敵に知られてしまうことは、相手の戦力を大きくさせることにつながるため、かつては門外不出だったそう。
よって、【重要なことを明かしてしまう】という意味で用いられるようになりました。

 

3.【手ぐすねを引く】

手ぐすねを引くとは、【十分に用意して待ち構えていること】を意味します。
漢字で「手薬煉を引く」と書きます。
この「薬煉(くすね)」とは、松ヤニを油で煮て練り混ぜたもので、弓の弦などを強くするために塗られる粘着剤のことです。
戦の際、打ち切り射法にするため、武士は手のひらに薬煉を塗って弓を引きました。
合戦の前に、手に薬煉を塗り準備したことから、十分な体制で待ち構えることを「手ぐすねを引いて待つ」と言うようになったそうです。

 

4.【~なはず】

「これはきっとうまくいくはず…」という時に使うような「~なはず」という言い回しも、実は弓道に用いられるある道具から来ています!
矢の端の弦を受ける凹みのことを「(矢)筈」と言います。
矢のはずは弦とぴったり合うようになっていることから、転じて【当然そうなること】を「はず」と表すようになりました。
因みに、「手筈を整える」もここから来ているそうです。

 

5.【かけがえのない】

かけがえのないとは、【無くなったら他に代わりとなるものがない、このうえなく大切な】という意味の言葉です。
語源には諸説ありますが、弓を引くときに用いる「弽(かけ)」という革製の手袋が由来の一つとされています。
弓道人にとって弽は非常に大切で、貸し借りするようなものではありません。
市販のものでも少しずつ形が異なり、唯一無二の存在なのです。

 

弓道が語源となっている言葉を5つご紹介しました。
4.【~なはず】の由来、初耳であった方いらっしゃるのではないでしょうか?
普段何気なく使っている言葉の語源を調べてみるのも面白いものですね♪
また、自分が好きなことが語源となっている言葉もあると思うので、皆さんも是非探してみてください!

 

 

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