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こんにちは。事務局の鈴木です。

中学校部活動の地域移行が本格化しています。

我が家の長女も今春の入学に伴い、吹奏楽部へ入部しました。

その吹奏楽部も9月末の文化祭での発表をもって解散となり、今月から完全に地域クラブへと活動を移しています。

所属人数が多い学校は来年度も継続して学校単体で活動することが可能ですが、長女の参加するクラブは近隣4校が集まっての活動になりました。４校の中には平日は自校で練習できる学校もありますが、長女の場合、自校での練習は不可、平日夕方、そして休日と拠点校へ通う日々が続いています。

人数が多くなったので、音に厚みが増して迫力ある演奏になったメリットもありますが、平日の放課後に通う大変さは、やはり負担が大きくなりました。とは言え、新たな出会いを楽しみながら活動してくれるよう願っております。

さて、同じ地域移行の話題について、心配な声も聞きました。

友達のお子さんは、中学から初めてバレーボール部に参加しようとしたところ、「このチームは小学校から始めている子が９割。それでも入りますか？」と言われてしまったとのこと。初心者からでも加入できそうなチームは遠方にあったこともあり、「もっと早く情報収集していれば…」とスタートを断念することになったそうです。

加入時期のタイミングや送迎の困難さ等、スタートの敷居が高くなり、いわゆる帰宅部（どこのクラブへも所属していない）の子が増えたと、色々な場所で耳にするようになりました。

確かに先生方の負担は軽減しなければならないとは思いますが、将来の可能性の芽が摘まれることにはならないか、と心配でなりません。

今は過渡期。指導者、活動場所、費用等、走り出したこの制度も試行錯誤の連続です。

それでも子供たちの興味の入口が、思いがけず閉ざされないことを願うばかりです。

事務局：鈴木