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みなさん、こんにちは。

新型コロナウィルスで最悪３０１万人失業の恐れがあるとの試算が発表されました。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000192-kyodonews-bus_all

一日も早く新型コロナウィルスが収束し、経済活動が回復することを切に願います。

公的な支援策が諸々発表されておりますが、融資・給付を受けるまでの生活のために借金をされる方もいらっしゃると思います。

2020年4月1日、消滅時効の改正法が施行されました。

「消滅時効」とは、権利を行使しないまま一定期間が経過した場合には、その権利を消滅させることができるという制度です。つまり、借金の債権者（お金を貸した人）が権利を行使しないで一定期間経過すると、債務者（お金を借りた人）の借金支払い義務がなくなるということです。

返済期日がある借金の場合の消滅時効は以下のようになります。

改正前・・・返済期日の翌日から10年

改正後・・・返済期日の翌日から５年

改正後の消滅時効は、2020年4月1日（改正法施行日）以後に発生した債権（借金）に適用されます。

時効が成立するためには、消滅時効に必要な期間が経過することに加え、「時効の援用」が必要になります。「時効の援用」とは、消滅時効が完成したことによる利益を受けることを債権者に意思表示することです。

ただ、消滅時効の制度があるとはいえ、実際に消滅時効が完成するケースはそれほど多くありません。時効の更新、時効完成の猶予の規定があり、消滅時効が進行している間に裁判上の請求、差し押さえ、債務の承認等があると、それまでの時効期間がリセット（事項の更新）されたり、一定期間時効完成が猶予されるのです。

そのため、借金の返済でお困りの方は、借金の消滅時効を待つよりも、借金の整理を専門家と共に検討すべきです。

経済不況で自殺が増加するともいわれています。https://news.yahoo.co.jp/byline/nishidamasaki/20200405-00171481/

借金の整理には、任意整理、個人再生、自己破産等の手続きがあり、借金の額や収入の有無などによって適した債務整理方法が異なりますが、必ず道はあります。

お一人で悩まず、ご相談ください。
最適な方法を提案し、サポートいたします。

事務局：工藤