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こんにちは。
事務局の平林です。

皆様が最近はまっていることは何でしょうか？
このようなご時世、我を忘れるようなひとときはストレス解消に繋がるとつくづく感じます。
ゆる～くマイペースなのですが（笑）わたくしも只今打ち込んでいる趣味があります。

コロナの影響で春先から延期になっていた弓道教室。
申し込んで半年以上…待ちに待ったです！

いくつになっても、新しいことを始める時は胸が高鳴るもので、仕事を終え、この日ばかりはサクサクと家事をこなし繰り出します。

まずは道場の清々しい空気…深呼吸、良きかな。
そして先生方・先輩方が射る厳粛な姿は実に美しく、毎度見惚れてしまいます。

先日は「今年度の生徒さん達は待たされたせいか、上達が早いですね！」とのお褒めの言葉をいただきました（常套句かもしれません…）。
ポジティブサイクルが生まれ、皆精を出し、時間いっぱい繰り返し練習します。

弓道は人生そのものに喩えられるそうです。
誰しもが最初は技術を磨き、上達することを目指す。
しかし、上達するにつれて、技術を学ぶだけではなく、自己の人格を磨くことが必要だと気付かされる…

このような気付きは、人生のあらゆる局面で起こることです。
心と技を一体とし、内面の価値を高め、人生を深く豊かなものにしたい。
その境地に到達するにはまだまだ遠い段階ではありますが、コツコツと身につけて楽しみながら練習に励みたいと思います。

おまけのお話。

弓道教室で渡されたテキストに、このような記載がありました。

流派によって、正面に構えるか斜面に構えるかと違いがあり、その是非を問われた際、

　『他の筋に　驚く人の　心こそ　学び遂げぬ　弓のもとすえ』

という教えの歌をあげ、「善し悪しを言う前に一つの道を学び続けることが大切であろう。正面にて取掛け正面に打起すやり方をしっかり学んでもらいたい。」と説明したとのこと。

…深く頷いてしまいました。

年を重ねてからの素直さ、大事です。

慌ただしい年末が近づいて参りました。

先の教訓を「つべこべ言う前に体を動かす」と年末バージョンにかみ砕き、心に留めて乗り切りたいと思います！

事務局：平林