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こんにちは。事務局の鈴木です。

例年この時期は菜の花が満開ですが、桜同様に開花が早かったですね。

まだ長野では寒さに震える日もありますが、りんごの花に、藤の花、と色鮮やかな景色に目の保養をしつつ、今日は私の担当業務である相続のお話をしたいと思います。

ブログをご覧の皆様、ご実家の相続登記はお済でしょうか？

先代、または先々代で止まっているのは分かっているが、手続きもややこしいし、何年も寝かしてきてしまった…という方もいらっしゃるのではないのでしょうか？

相続登記をせずに来た結果、子供世代が亡くなり、相続権が孫世代にまで下り、その枝分かれした相続人の数が把握しきれない、ということもあります。

この場合、孫世代、つまり自分の「いとこ」ということです。

自分自身に置き換えると、同じ長野県内に住むいとこについては、割と情報が入って来るのですが、県外のいとことなると、最後に会ったのが何十年も前の子供の頃。叔父から「結婚したよ」とは聞きましたが、どこに住んでいるのだろう？仕事は何をしているのだろう？と実は何も知らないというのが実際のところです。子供の頃は今のような情報ツールは無かったですし、私のような方、意外と多いのではないか、と思います。

司法書士は紛議が起こる場合には受任することが出来ませんが、

・長年会っていない他の相続人の戸籍・住民票等でも職権で取得することが出来る。

（具体的な業務の依頼をお受けすることが前提となります。）

・不動産を相続登記した上で売却し、売却金を分配する。

・預金を解約し、その解約金を相続人に分配する。

等、遺産分割協議がスムーズに進むお手伝いはもちろん、登記だけではなく、その後の手続きも各所と連携しながら分配までお手伝いすることが可能です。

長らく音信不通、または会ったことの無い相続人間でも、専門家が介入することで公正かつ円滑に手続きを進めていただけるようお手伝いができればと考えています。

日本には相続登記未了の為に、所有者不明となっている土地が日本全体の約2割もあるそうです。

相続登記の義務化に関する民法改正案・相続土地国庫帰属法案が先日4月21日に成立しました。いよいよ加速していきます。

お困りの方は、お気軽に専門家へご相談ください。

事務局：鈴木