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少し遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

司法書士の峯村です。

今年も何か目標を立てようと思い、考えていましたが、今年は「育て、育つ年」にしよう、と思います。事務所としても、大きく舵を切るにあたって、まずは苗を育てる時期が必要だと、覚悟を決めた、というところでしょうか。

「教える、育てる」と言えばおこがましいのかもしれませんが、一緒に目標達成を目指す中で、指導者・先輩の姿勢に感化されて成長する、というのが理想の教育だと私は思っています。それは、小さいころに剣道をやっていたとき経験から感じているのですが、

①レベルの高い同僚・先輩の存在

➁信念を持った統率者の存在

これが、一流のチームの条件だと勝手に感じています。

ニュースでご存じの方も多いと思いますが、先日、国見高校の小嶺元監督がお亡くなりになりました。

冒頭の言葉は、その教え子であり、ヴィッセル神戸監督の三浦監督が、追悼文の中で触れていたものです。

おそらく高校を卒業してから３０年近く経つにもかかわらず、その教えを具体的に覚えているということに感銘を受けました。また、この言葉は、先生が自分自身に対しても言っていた言葉のようにも聞こえました。「上手くいっている時ほど気を抜くなよ、と」

また、先日、箱根駅伝で優勝した青山学院大学の原監督の言葉も非常に印象的でした。

「一人一人が自覚、覚悟を持って臨んでくれた。」

【覚悟】という言葉を、結果を出した監督が、そのメンバーを称えるために話す言葉として用いるのを、私はあまり聞いたことがありませんでした。ただ、調べてみると、この言葉はずっと原監督が言い続けてきたことなんですね。言行一致、本当に素晴らしいチームだと思いました。

ちょっと話は変わりますが、「続けていく」ということに関して、少し考えさせられる言葉に触れたので、それを紹介して終わりにしたいと思います。

これは、音楽家の椎名林檎さんの言葉です。YoutubeのＪ－ＷＡＶＥ　ＷＯＷ　ＭＵＳＩＣという番組で、同じ東京事変のメンバーの一人である亀田誠治さんと対談しており、その中で、

「なぜ音楽をやり続けているのか、その原動力は？」という質問がされました。

それに対し、椎名さんは、「新しいアイデア・面白いものを持っている人に触れたときに感じる『自分は何をやっているんだ、自分も何かそれに加勢したい』という、【悔しさ】のようなもの」、という趣旨の回答をされていました。

　超トップランナーである彼女が、ここまで自分をさらけ出した話をすることに驚くとともに、真摯な心構えに深く感銘を受けました。

強引に前半の話と結びつけるならば、教育の最終地点は、自分で独立して、能力を伸ばしていけるようになること、自分の中に内発式のエンジンを持つこと、と言えるのではないでしょうか。

　まとまりがないのは毎度のことなのでご容赦ください。

　レベルの高い仲間との仕事は、非常に気づくこと、得られることが多く、私は日々充実した日々を過ごさせてもらっています。当事務所のスタッフの中には、すでに一流の人がいます。その人は、倦まない自己研鑽を絶えず続けてくれていますし、その見えない努力に感謝する毎日です。私もそれに負けまいと必死になっている、というのが正直なところでしょうか。

お仕事をいただくお客様には、当事務所の仕事ぶりはダイレクトに伝わっていると感じていますし、昨年もアンケートで高い評価をいただきました。それに恥じない努力を、今年も続けていきたいと考えておりますので、どうか本年も、当事務所を何卒宜しくお願い申し上げます。

司法書士　峯村