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先日、広島で開催される大会に、娘の所属するクラブが出場するため、行ってきました。

広島を訪れるのは、娘も私も初めてでした。

広島に行ったらぜひ足を運ぶよう、周囲の人に薦められたのが「平和記念資料館」です。

ラッキーなことに「平和記念資料館」は、試合会場から徒歩圏内だったので、試合の合間を見つけて行くことができました。途中に原爆ドームもあります。

資料館に入ると、広島市街を模した大きなデジタルの模型があります。そこに、原爆の投下された状況が、映像となって映し出され、原爆によって町がどのように破壊されたか知ることができます。また、被害に遭った人々の着ていた衣服や、所持品が展示されていました。あまりにひどい状況を、後世に伝えるために、必死に絵筆をとって描いた絵も、沢山展示されていて、胸が痛みました。戦争中、家族離ればなれで生活している人も多く、そういった家族による手紙のやりとりを見ることもできます。

戦争は過去のものではなく、現在も世界のどこかで、行われています。戦争が人々に与える悪影響は、多岐にわたることを学びました。特に原爆については、投下により死亡した人のほか、生き残った人々にも苦しみや悲しみを与え続ける最悪な兵器です。資料館の後半は、これから世界平和に向けて、どのように取り組んでいくか、という展示で終わっていました。

「平和記念資料館」は、入場料が大人200円、高校生が100円、中学生以下は無料です。

実際資料館を見てみて、後世に原爆の非道さを伝えたい、二度と同じ過ちを犯してはならない、という強いメッセージを受け取りました。広島は、長野から車で行くと10時間ほどの移動となりますが、機会があればぜひ訪れてみて欲しいです。

事務局：松橋