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こんにちは。

事務局の平林です。

先日、道具の点検の大切さを実感した出来事がありました。

趣味で弓道をやっているのですが、練習を重ねても矢所が安定せず、悩む時期が続きました。
練習すればするほど、下手になっていく感じです(笑)
その様子を見ていた先輩が、私が使っている「矢」を調べてくれました。
すると、矢の素材の特性もあり、シャフトの先端が摩耗して、重心が羽根の方にずれていることが判明したのです！（６本１セットなのですが、それぞれ重心はバラバラでした…）

例えまったく同じ形で引いても、同じ場所に飛ばなくて当然だった、というわけです。

その矢は購入してまだ１年足らずだったので、まさかそんな状況であったとは…大変驚きました。

さらに、私が使っている弓力であれば、シャフトの外径を太く、重さがある矢にした方が安定するだろうというアドバイスまでいただきました。
確かに…矢を購入後、少し弓力を上げていました。
早速弓具店へ駆け込み、新調したところ…
自分でもびっくりする程真っ直ぐ飛ぶではありませんか！！
その先輩には、心の底から感謝しかありません。

毎日使っている物ほど、変化に気付きにくいものです。
また、何か上手くいかないことがあると、「自分に非があるのだろう…」と考えがちです。
すぐに改善策が見つかればそれで良いですし、努力が足りないこともあります。
ただ、「道具の方に問題があるのでは？」という視点を持てば解決することもあるようです。
今後は射技と並行し、より一層弓具やメンテナンスについて学んでいきたいと思います。

皆様も上手くいかない時は、道具を疑ってみてくださいね(^▽^)/

事務局　平林