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こんにちは。事務局の森山です。

私事ですが、先月姉に子供が生まれました。
まだ直接会えていないのですが、写真でも久しぶりに見る赤ちゃんは可愛いです！既に叔母バカです（笑）

我が子達もこんな小さな時期があったんだな・・・と思い返している時に、ふと子供に読んであげた絵本の事を思い出しました。

「チコちゃんに叱られる　おとうさんおかあさんといっしょにすごせるじかんはどれくらい？」という絵本です。

NHKで放送されている番組が絵本になったものなので、ご存じの方もいるのではないでしょうか。
タイトルの通り、一生のうちで親子で過ごせる時間はどのくらいあるのか？をテーマにした内容です。

改めて考えた事がありませんでしたが、読み進めていき、書いてある時間に驚きました。

「母親：７年６ヵ月、父親：３年４ヵ月」だそうです。

何でこんなに短いんだろう？と初めて読んだ時は思いましたが、よくよく考えると納得できてしまいます。

子供が成長するにつれ、１人で行動する時間も増えていきます。
幼稚園や学校へ行くようになり、夜一人で眠れるようになり・・・
一緒に過ごす時間も、（我が家の場合ですが）平日は朝起きてから幼稚園や学校へ行く１時間半ほどと、帰ってきてから寝るまでの５時間ほどでしょうか。

その中できちんと話をしたり、触れ合ったりする時間は実際のところ本当にわずかなのだと思います。
既に一緒に過ごせる時間の大半が過ぎてしまっていると思うと、子供の成長が嬉しい反面、寂しい気持ちにもなります。

今のご時世、自宅で家族と過ごす時間が以前より多いと思います。
毎日忙しく過ごしていると忘れがちですが、「一緒にいられる時間にも限りがある」と思うと、少し優しい気持ちになれる気がします。
心を穏やかに、家族に限らず、誰かと一緒に過ごす時間を中身の濃いものにできるといいな、と思いました。

早いもので、令和２年もあと半月ほどになりましたね。

来年が皆様にとって、良き一年になりますように。

事務局：森山