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こんにちは。事務局の鈴木です。

道端にオオイヌノフグリが咲いているのを見つけました。間もなく黄色の花々も咲き始める頃ですね。黄色の野花を見ると、「春が来た！」と思うのは私だけでしょうか？

今日は私の担当している業務のお話を少し…

私の担当は「相続」です。それも、不動産の相続登記だけではなく、預金や株式の相続手続き、そして相続人の方への分配…と半年から一年近くの長い時間をかけて、ご依頼頂いた相続手続のお手伝いをしています。

このような業務を「遺産承継」業務と呼びます。

この事務所に勤務するようになり五年の月日が経ったわけですが、五年前よりも実感するのが「相続した不動産を売却し、その売却金を相続人の方々へ分配する」ケースが増えたということです。

以前は、不動産はご相続人の内のどなたかが取得してそのまま住み続けることが多かったのに対し、最近ではご相続人はそれぞれ持ち家がある、ご相続人の方が県外に住まわれている等、不動産を相続してもその先を見据えて悩まれる方も増えたのではないかと実感しています。思い出の詰まった大切なご実家を手放すことを迷われながらも、近年よく話題になる空き家の管理問題もあり、不動産売却を前提の遺産承継業務としてご相談をお受けします。

いずれにせよ、ご相続人の名義にするために相続登記を行い、その上で売買による所有権移転登記を行うこととなります。ここまでの展開が早いケースもありますが、前段となる相続の段階で、相続発生日から数年経過したために更なる相続が発生していることもあり、相続人の確定および遺産分割協議は慎重に行うべきポイントになります。

約１年後には「相続登記の義務化」がスタートします。

司法書士は不動産登記の専門家です。何かお力になれることもあるかもしれません。

まずは、お気軽にご相談ください。

事務局：鈴木