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こんにちは。事務局の鈴木です。

今回は父の話です。

父が終活の一環で、「自分史」の執筆を始めました。

母に話を聞いてはいたのですが、先日、父のパソコンを借りる機会があり、開いてみるとまさに入力途中の状態。

小説のように章を付け、丁寧に作成していることに感心した次第です。

父は昔から歴史が好きで、教育学部を受ける際に歴史を専攻するか迷ったそうです。

結局、先生でもなく、歴史でもなく、違う道を歩むことになりますが…

とは言え、幾つになっても好きは好き。少し前までは、地元の神社の歴史を1冊にまとめるために、東京から古文書の先生を招き、学習会を開き…完成品は各所に納められました。

さて、父の自分史に戻ります。

「自分史」とは言え、父の出生からではなく、祖父母（私から見ると曾祖父母）の結婚の経緯等もあり、父としては自分の身に何かあったときに、この家系がどのような道を歩んできたのか知る者がいなくなることを心配しているそうです。

ほろ酔いになって語っていたこともありましたが、それがストーリーになって手に取ることが出来るのは楽しみでもあります。

私は相続を担当しているため、戸籍を読む機会も多くあります。

戸籍の中からその方の人生が垣間見えるときもあり、決してお会いすることの出来ない方でも思いを馳せることが時々あります。それがこの業務の興味深いところかな、と思うことも。

自分が何を「遺す」ことが出来るのか、話の種にして頂ければ幸いです。

梅雨明けも間近となり、暑い夏がやってきます。ご自愛ください。

事務局：鈴木