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こんにちは。

密かに皆様とのふれ合いを心待ちにしている、事務局平林です。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、クルーズ船をめぐる日本政府の対応が批判されています。
これまで「桜を見る会」をめぐる問題が追及されてきましたが、新型肺炎への対応を通じて危機管理能力をアピールできていたのなら…内閣支持率低下を免れたのではないか、と個人的には感じてしまいます。

規模はグッと小さくなりますが、本日は危機管理関連のネタです。

３ヶ月程前の帰宅中のこと。ラジオを聞きながら運転していたところ、頭を金槌で殴られたような衝撃を覚えました。
ラジオから聞こえてきたのは「ハインリッヒの法則」のお話。

丁度、自分自身の小さなミスが重なっており、事務局でもミス改善に力をいれ始めていた時期だったため、ボリュームを上げて耳をそばだてました。
「ハインリッヒの法則」は、１つの重大事故の背景には、およそ29の軽微な事故があり、さらにその背景には300のヒヤリハットが存在することを法則化したものです。

これが示す教訓は、大事故を未然に防ぐには、日頃から小さなミスが起きないようにすることが極めて重要で、ヒヤリハットなどの情報をできるだけ早く把握し、的確な対策を講じることが必要であるということ。

…あの、自分の小さなミスの背景に、そんな膨大なヒヤリハットがっっっ…！！(涙)

そのような折、絶妙なタイミングで素晴らしい本に出会いました！

『ミスしても評価が高い人は何をしているのか？』

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E8%A9%95%E4%BE%A1%E3%81%8C%E9%AB%98%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%80%81%E4%BD%95%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F-%E9%A3%AF%E9%87%8E-%E8%AC%99%E6%AC%A1-ebook/dp/B081BG6G74

要は、"起こしてしまったミスや失敗の原因を客観的に分析し、2度と繰り返せないレベルで克服する"という仕組みを考える、です。たとえ、お酒を飲んでいても、だそうです(笑)
その際、気を付けなければならないポイントがあります。「次からは見落とさないように気を付けよう」と、"精神論"で乗り切ろうとしてはいけないとのこと。気を付けないとうまくいかないならば、それはまた次のミスや失敗の温床になります。
…わたくし、「気合いがあれば乗りきれる！」という精神論を頼りにこれまで生きてきたので…目から鱗でした。同時に、「だから繰り返していたのか」と、府に落ちました。

この本では、ミスや失敗の分析方法を『個人の失敗原因まんだら』を使って、わかりやすく紹介しています。
中でも、計画不良改善は、仕事力大幅アップに繋がるそう。
今まで、当事務所の司法書士・上司から受けた数々のアドバイスが繋がった瞬間でした。

適度なミス・失敗を人生にちりばめ、失敗原因まんだらの力を借り…より強い人として成長を続けたいと思います。

 事務局：平林